あなたの人生に、いつもピッタリついてくるお供が一人いる。このお供は誰ですか?これといった名前が見当たらないので、とりあえず自分自身の死と呼ぼう。
死は人間に恐怖を与えるが、同時に自分の利益のために利用することもできる。どちらを選ぶかはあなた次第である。
死は永遠であり、生はつかの間の瞬間にしか過ぎない。
本当にやりたいことをやらないでいいのだろうか?
自分の人生を他人の望む通りに送ってよいのだろうか?
お金や物は貯めるほど大切だろうか?
やりたいことを先へ伸ばすのが賢明な生き方だろうか?
おそらく、答えは数語でまとまる。「一度しかない人生だ!己自身のために楽しんで、もっと己を愛して後悔のない人生を送れ!」と。
自分の死を恐れても構わないが、だがそれは無益なこと。死を効果的に生きるための助けにすることもできる。
私たちは、ことごとく他人中心に生きてきた。組織や他人の体制ばかりに気を使い、自分の目標や自由を放棄してきた。人生を過ごすべくして過ごさなかったことが、結局のところ真実なのかもしれないとふと思ったとき、自分の人生は自分が望んでいる生き方ではなかったことに気づく。
これまで衝動を抑えてきたが、衝動の方が本物で、それ以外は偽物だったのではないか。仕事も生活も、社会的あるいは職務上の関心もみんな偽物だったのかもしれない。こういうものを一切合切しっかりと守ろうとした私は、突然自分が守っているものの脆さを感じた。今まで過ごした人生がすべて誤りだったとしたら、守るべきものは何もなかったということだ。
自分の人生に積極的に働きかけるべきか、自分自身で選択すべきか、などについて思案し考えあぐねたときは自問してみることだ。
いつまで死んだような人生を送りつもりだ。
いつまで他人の顔色ばかりをうかがうつもりだ。
自分のやりたいことは自分で掴まなければいけない。そうしなければ、これからもずっと他人から「お前はこうしなければならない」と言われ続ける。
私たちが、この地球上で生きている時間はほんの束の間だ。そのわずかな時間を自分にとって楽しいものに使うべきである。誰のものでもない自分の人生だ。自分のやりたいように生きよう。
死を迎えた瞬間、「あれもしたかった、これもしたかった」という後悔する一生を送るのではなく、生きている間は精いっぱい自分のやりたいことにチャレンジすることだ。たとえ失敗してもいい、挫折と失敗こそが生きたという証になる。また挫折と失敗は成功する礎となる。自分の人生に礎を築いてこそ、後悔しない生き方となる。
いつまでも社会や組織や他人やお金や物に支配されることなく、一度しかない人生を自分のために、思いっきり楽しみながら、生きていると証を掴もう。それが人生を後悔しない生き方となる。
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40代半ばで遅すぎますが、失恋もあるけどそれにしても今楽しいとか幸せという感覚が少なすぎるので、このままではいけないと思います。楽しいって思える時間を増やしたいです。