恋愛を終わりにしたくなかったら、白黒勝負に出ないこと、そうすれば恋愛は終わらない。
単純なこと。だが、その単純なことが理解できていない。男性がグレーになるのを女性は永遠に理解できないかもしれない。
では、うまくいっていない恋愛に白黒決着をつけないで、このまま野放しにするべきか？というとそうではない。うまくいっていない恋愛をこのまま放置しても時間の無駄となる。人間の一生は短い、限られた時間で決着をつける必要がある。
自分の人生を守るためには、必要に迫られて決断するしかない。これが人に与えられた時間であり、この時間を無駄に過ごすことはそれだけ自分の人生を冒涜することになる。だから、はっきりしない男性に対しては白黒決着をつけるべきである。
白黒決着は恋愛の分岐点となる。なんの分岐点かというと、この人結ばれるか？別れるか？の分岐点となる。つまり選択だ。結ばれるか結ばれないかの選択だ。人生は選択だと言われている。ついに来たね、選択のときが、これが白黒決着である。
女性が白黒勝負に出れば、多くの男性はグレーになる。男性とは卑怯でその場で決断しない。数日か数週間おいて答えを出す。そしてその多くが彼女の白黒を受け入れて別れを選択する。
ところが、女性はその別れを受け入れない。女性の白黒勝負は改善を意味しているのに、男性は改善要求とは考えていない。改善要求した女性に男性はしばらくグレーのまま考えて、最終的には別れ決断してしまう。なんとおろかで情けないことが現実に起きている。
では、すべての男性が女性の白黒「改善要求」に、別れを決断してしまうのかというと、そうではない。女性の改善要求を受け入れ真摯に向き合う男性もいる。この手のタイプが本物で、改善要求に別れを決断するのが偽物である。
男の真価は、極論に迫られたときに分かる。
女性の白黒を別れと捉えてしまうのは偽物の男で、女性の白黒を自分に対する改善要求だととらえ直していくのが本物の男である。
男性は自分勝手でプライドの高いところがあり、言われないと気づかないことがある。言われるまでは気づかなかった、これが男性である。
多くの女性は、そうやすやすと白黒勝負にでない。愛して尽くして、嫌われないように我慢している。頭のどこかに「それを言ったらおしまいだ」という思いがあり、よほどのことがない限り、あえて危険を冒そうとしない。
ところが、男性と付き合えば危険を冒すシーンがやってくる。男と女は考え方や価値観や大切なものの優先順位が違うので、どうしても衝突は避けられない。多くの女性が愛する彼に粗末にされ、ないがしろにされ、そのストレスが溜まり自爆スイッチが入る。
そこで自爆するわけだ。感情的になって爆破する、今まで言えなかったことを寝耳に水のごとく言い放ってしまう。もうがまんできない、言わないとわからなければ言ってやる、「こんしくしょう」という思いで、一気に言い放ってしまう。
「よくやった。よく言い放った」と私はいいたい。これはあくまでも改善要求。このままでは２人の関係はよくならない。だから、メスをいれた。切れ味鋭いメスで彼の心を外科手術で悪い部分を取り除こうとしたのは、よくやったと評価できる。
だが、唐変木の男性がいて。彼女の改善要求を自分への非難だと勘違いし、もうだめ、僕では君を幸せにできない。今までありがとう、さようならといってくるとんちんかんな男性がいる。自分のプライドが傷つけられて別れをいう男性。ここでその男性の真価が問われる。極論に迫られたとき、逃げ出す男性は偽物だと証明できる。
追い詰められた女性が白黒勝負出る。そこまではいい。だが、そのあとがいけない。男性の真価が問われ、彼が偽物と判明しても、まだその男性のことを愛して好きだという女性がいる。
それが女かもしれないが、そこから先が価値の低いみっともない女性になるだけ。女性の白黒勝負は白か黒かの勝負はず。黒となったら、それでも彼が好きだと言わず、潔く別れを決意することである。そうでないと愛より大事な時間を喪失することなる。
多くの女性が白黒勝負を勘違いしている。白黒勝負とは改善要求。相手がこの要求をのまなければ、交渉は不成立。不成立ならば終わるにするしかない。白黒勝負とは失う覚悟を持って臨むこと。そして不成立となって終われば、後悔はしないことにある。
人生は選択。結果が終わりでも、この選択は正しかった。正しい選択の後には、本物の運命の人があなたを待っている。必ずそうなるから、自信をもって正しい選択をすることです。
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