2,怒りを静める。
一本のたばこから山火事となって、山ひとつが丸坊主なることがあれば、一発の銃弾が第一次世界大戦を勃発させる引き金となってしまうこともある。このように些細なことにしか見えないことでも、それが重大な結果を招く。
人生においても、その危険性を察知する感性を磨かなければいけない。
その危険性を多くはらんでいるのが、『怒り』である。
怒りで、頭に血がのぼった状態では何事もうまくいかない。
とくに恋愛では、その答えが謙虚に出る。
彼と些細な事でケンカして別れしまった。
今まで、散々苦労して築いてきた二人の愛の歴史が、些細なケンカで終わることはよくあることです。
怒りは、ものごとが解決しないばかりか、自分の生命さえも弱らせることになります。
人は怒ると、体内に毒素が出てきて、よいことは何も起きないのです。頭に血が上ったときは、『忍の一字』で耐え忍ぶことです。怒りの爆発を鎮めるには自分しかいません。自分の怒りは自分で鎮めることです。
3,感謝
「感謝」は人間にとって、もっとも尊い感情です。
どんなに辛いときにも感謝の精神で持ちこたえられる人は巨万の富を得るよりも幸福です。
あなたの恋愛がうまく行かないときこそ、感謝の気持ちで心を満たすことです。
相手があなたに冷たくしようが、新しい女性のところにいこうが、その苦しさばかりに捉われないで、生きている事に、そして人を好きになったことに感謝することです。
どうすれば感謝の気持ちを持てるかというと、自分より下を見ることです。下を見れば不幸な人はたくさんいます。その人たちに比べれば自分は恵まれています。恵まれていると分かれば、現状を感謝することができます。
世界には困っている人がたくさんいます。戦争や飢饉に苦しむ人々。餓死してしまう子供たち。明日をどう生きればいいのか怒濤に迷う難民。日本でも、あなたよりも困っている人や苦しんでいる人はたくさんいます。
明日の命さえ分からない彼らにとって、恋愛ごときで悩むのは、なんと贅沢なことだと思っています。彼らにとっては恋愛で悩むのはとても幸せなことなのです。自分の身が明日がどうなるか分からないからです。
自分より下を見て感謝を覚える。世界を例にしなくとも、あなたの周りの人たち、自分より下の人と比べてください。そうすれば、自分がいかに幸せか?それが見えてきます。恵まれた友達や仕事。両親や兄弟、子供。多くの人たちがあなたを支えていることが分かるからです。
そしてこう考えてください。
人が困っているとき、自分よりも困っている人の事を思いやり、そちらを助ける事を優先してください。親が自分は食べなくても、子供に食事を与えるのと同じです。その親心があれば、下を見て感謝できないわけがありません。
本日7/23、15時より「男の本音を聞いてほしい」をYouTubeで配信します。よろしければご視聴ください。
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