これが今日のタイトルとなります。
前回の話では、女性は準備ができているが、男性は準備ができていない。ここに女脳と男脳の違いがある。この男と女の違いが、不倫を複雑なものにして苦しめている。男性の準備のなさは、奥さんを裏切り、不倫相手の女性も裏切っている。このWの裏切りによって、不倫を不貞の愛とし、苦しめる元凶となっているというお話でした。
準備ができている女性と準備ができていない男性の違いは何か？というと、愛の形が女性と男性ではまったく異なるからです。
女性の愛はそのままの愛情ですが、男性の愛は愛情よりも責任だからです。女は愛、男は責任という構図ができるので、不倫相手の女性とはなかなか結ばれないのです。
不倫の結末で多いのは、愛する彼女と別れて、愛していない奥さんの元に帰り、元の鞘に収まる。この結末が昔も今も多いということです。芸能人や頭のいかれた非常識な人は不倫相手と逃避行するかもしれませんが、常識ある男性はそういうことをする勇気がない。なぜ、勇気がないのか？それは日本人だからです。日本人はマナー遵守する国民なので、不貞なことは苦手なのです。
さらに、ここから肝心な話をしていきます。
男の愛の本質とは何か？それが理解できない女性は、不倫相手と結ばれないということになります。ここから話す内容がどこまで理解できるか？それによって、今後の２人の行く末が決まります。
では、男の本質について話していきます。
男の愛は責任です。愛ではありません責任です。
そして、その責任は無責任な責任です。
何を言っているか？わからないでしょう。
では、順番に説明していきます。
まず、無責任。
男の不倫は無責任な行動から始まります。結婚していながら他の女性を好きになる。誰がどう考えても無責任な行動です。そしてその無責任な行動に出るのは奥さんのことを愛していないからです。もちろん結婚当初は愛していました。でも、途中から愛がなくなった。夫婦間の亀裂や様々な葛藤によって愛が壊れることはよくあることだからです。
愛のない家庭生活、奥さんは夫に冷たく、あえて嫌われるような態度ばかりを取る。そうなれば、夫は仕事が終わって家に帰るのも憂鬱となる。こんな生活を何年も続ければ、他の女性に目移りするのも仕方がない。
そして、ある女性と出会った。
その女性は奥さんとまったく正反対の人。これで男の自尊心が取り戻せる。その女性は自分のことを理解してくれる。そのとき男は「救われた」という承認欲求が満たされて、その女性にのめり込んでいくのです。
そのとき、男が発する言葉は、どの男性も同じです。
「妻とうまくいっていない」
「妻のことは愛していない」
「家庭は壊れている」
「離婚を考えている」
みんなそれと類似する言葉を言っています。
それを聞かされた女性は、最初は抵抗するが、話の時間が長くなればなるほど、自分の家庭もうまくいっていない、あるいは恋愛からしばらく遠ざかっている、または今の彼氏とうまくいっていない、お互いが抱いている現状の不満が爆発して、だんだんと相手に惹かれていくわけです。
日本人の不倫は、獣みたいな欲望の塊で不倫をするのではなく、欲求が満たされていない人が、承認欲求を求めて不倫する人が多いと私は見ています。
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