自己の衝動や感情を抑制する「自制心」の強さが、将来の大きな成功を納めるためには必要不可欠です。目先の衝動を抑え、欲求を先延ばしにできる人が、経済的にも様々な業績においても成功する確率が高いと言われています。
自制心とは、一言で言うと「自分を制御する力」、つまり、自身の感情や行動をコントロールする力のことです。
外からの刺激に対して反射的に反応しない力や、流されない力、誘惑に負けない力とも言われています。
自制心のない人は、「相手を傷つけるつもりはなかったのに、つい感情をぶつけてしまった」 「勉強すると決めたのに、気づいたらスマートフォンを触っていた」というようなことが起きるわけです。
自制心のない人の特徴
1,感情のコントロールができない。
怒りや悲しみといったネガティブな感情などをすぐに表情や態度に出したり、衝動的になって相手にぶつけたりする。
2,物事が継続できない。
「今度こそ頑張ろう」と勉強やダイエットの目標を立てても、「面倒だな」「楽しくない」いう気持ちが勝って、途中で挫折する。
3,誘惑に負ける。
例えば、「ケーキは食べないと決めたのに、誘惑に負けて食べてしまった」「体調を悪くしてお酒は飲まないと決めたのに、誘惑に負けて飲んでしまった」
自制心のない人は、感情のコントロールができない、継続できない、誘惑に負けてしまうという特徴があります。反対に自制心のある人は、
1,感情をコントロールできる。
2,意志が強く目標を達成できる。
3,集中力がある。
この3つの力が備わっています。では、順番に説明していきましょう。
1,感情をコントロールできる。
生きていると、うまくいかずにイライラするなど、感情的になってしまうような出来事がたくさん起こります。それをそのまま相手にぶつけたり、自暴自棄になったりした結果、余計に自己嫌悪に陥る……こんな経験をしたことがある人はたくさんいると思います。こうした時に、自制心を働かせて「うまくいかなくてもやってみよう」とトライすれば、たとえ結果がついてこなくても自己肯定感が高まります。自らの感情をコントロールして向上心のある道を選べば、結果として心は疲弊することなく、精神的に安定して心が楽になります。
2,意志が強く目標を達成できる。
自制心のある人は、意思の力が強く、目標を達成できます。目標に向かっている途中で、「面倒だな」「楽な方に流されたい」という気持ちが芽生えても、それらを押さえる力があるので、途中で挫折せず成し遂げることができます。
3,集中力がある。
雑念に振り回されることが少ないので、目の前のことに集中し取り組むことができます。自制心が強く、「仕事をサボらずにあともう少し頑張ろう」と思える人には、自ずと成果がついてきます。
このように自制心のある人は、人生を楽しみながら豊かにすることができます。多くの人は自制心を持つことは、しんどい・辛い状況を我慢して乗り越えないといけないと思っているのではないでしょうか。まったくその通りで、自制心を持つには忍耐力が必要です。感情をコントロールするのは忍耐力が必要です。意志が強く目標を達成するにも忍耐力が必要です。集中力も養うのも忍耐力が必要です。自制心を持つには忍耐力はかかせません。
この忍耐力をどうつけるかによって自制心が持てるようになります。では、忍耐力はどうすればつくのかというと、それは習慣をつくることです。
人間、冷静なときは正しい考えを持ちます。その正しい考えを習慣化していくことです。例えば、ダイエットをすると決めた。その考えは正しいので、3日か坊主で終わらず続けること。習慣は3週間続ければ基礎ができ、3ヵ月続ければ基本ができ、1年続ければ完成品となりリバンドしません。完成させるまで続ける習慣ができれば、自制心は持てるようになります。
たった1つを完成させることで、自制心はありとあらゆる分野に広がります。感情もコントロールすることができ、高い目標も達成することができ、雑念に振り回されない集中力を身につけることができます。何事もまずは3週間やってみることです。続ければ基礎ができます。そこから先はあなたの忍耐力次第です。是非、最後まで、完成するまで続けてください。
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