
人は人を高く評価し過ぎて失望することが多い。失望するのは他人に依存しているから。他人に依存すれば、それだけその人の欠点が見えるようになる。自立していれば他人に依存することがなくなり、他人の悪いところを引き出さなくてすむようになる。
人の性格が変わることはほとんどない。「いつかは変わってくれるのでは…」と高い期待を寄せて頑張っても無駄なこと、人の性格は変わらない。
「人の性格は変わらない」と強く自分に言い聞かせ、性格が悪い人とはこれ以上付き合わないこと、そして早く縁を切ること。友達でもそうだが、とくに恋人や結婚相手を選ぶ場合は、誠実で忍耐力が強く、礼儀正しく親切で自制心を持っている普通の価値基準で相手を選んだ方がいい。
その方が間違いないし、その方が間違いなく幸せになれる。ラブ❤だけで選ぶと性格の悪い人を選ぶことにもなる。最初はトキメキでも、性格は後から必ずついてくる。そして性格は直らない。いくら愛していても、愛だけでは性格を直すことはできない。「いつかは変わってくれるのでは」と奮闘努力している女性をたくさん見かけるが、ボロボロの努力のわりには成果が出ていない。むしろ状況は悪化している。
そんなに愛を失うのが恐いのかい。
それじゃ幸せになれないよ。
早く自立することだね。
不幸になる人はその見極めができていない。好きな人を高く評価し過ぎて失望している。依存し過ぎて欠点ばかりを見ている。そこにいつまでもいないで、早くそこから脱出すること、そして早く自立することです。
私が自立を勧めるのは、打たれ強い人間になるからです。
世知辛く厳しい世の中、打たれ強くないとちょっとしたことでへこんでしまいます。自立をしている人はちょっとやそっとでへこみません。その強さがいいのですね。外敵である仕事や恋人に酷い仕打ちをされてへこんだとしても、自らの力でへこみを修正して立ち直れます。外敵にへこまされても自助能力で修正できる、それが自立の強さだと思います。
また自立をしている人は孤独に強い。
孤独に強い人は自らの力で何でもできる。頼る人がいないから自分で何とかするしかない。自立ができていない人は人に頼って依存ばかりしているが、自立をしている人は何もかも自分でやるしかない。この何もかも自分でやる姿勢こそが人間を大きく育てる。
また、自立は自由を手にすることができる。
これが最高だ。依存する人も頼る人もいないということは自由を手にすることを意味する。自立をしていない人は束縛と干渉を受けるが、自立をしている人は束縛や干渉は受けない。人が成長するためには束縛や干渉が弊害となることが度々あるが、自立をしている人はその弊害がない。
ただし、自立がいいことばかりではない。
自立とは、すなわち自己責任を意味する。すべて自分に責任がある。困ったときは誰も助けてくれない。仕事に失敗しようが、経済的に困ろうが、身体を悪くしようが、精神が病もうが、すべての責任が自分にある。誰も助けてくれない。ここに自立の怖さがある。だが、完全に自立が出来た人は、それらの難解を自らの手で制することができる。自立とは、自助努力で自己責任を完結するところにある。
最後にまとめると。
自立をすれば、人間は大きくなれます。
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